エビの飼育



エビの飼育


エビの飼育




ブームとなったエビ飼育


最近の流れでブームになっていて、熱帯魚屋さんへ行ってもエビの取扱いがの方が多いんではないかと思うほどのエビ人気です。それにあわせて、水草も大型のものから、小型の極小草の方が人気になっているようです。




エビの飼育



名称


 分類: エビ目(十脚目)ヌマエビ科カワリヌマエビ属、他

 学名: Neocaridina sp.

 和名: ビーシュリンプ、ミナミヌマエビ、他多数

 英語名: Bee shrimp



水質


 適応水温: 高温には弱いですが、低温には比較的強い種が多いです。種によります。


 適応水質:PH 中性


 総硬度(GH) 通常の淡水魚の範囲内。軟水がいいと言われていますが、貝殻や鉱物が入った水槽で、ミネラルが溶け込んだような水でも繁殖していたりしましたので、なんともいえません。ペットショップの水質と同じようなものがいいようです。基本的には、ソイルを敷いて、軟水にしたほうが繁殖しやすいと言われています。



自然下での生息分布


ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビは国内の池などに自生します。



エビの生態


草食、肉食、どちらも雑食性という感じだと思います。種類によっては魚を食べます。スジエビは肉食性が強いです。



エビの種類



エビの飼育設備


 適応水槽: 小型から大型まで使いますが、大きめの水槽で水換え時の水質変化を抑えた方がいい結果がでるようです。


 ろ過装置: あまり水流が強くならないタイプのもの。


 ヒーター: どちらでもいいと思います。一年を通して繁殖させたい場合は必要です。


 エアレーション: 夏場に高温になると酸素不足となることがあるようです。そのような場合には必要です。


 照明設備: 鑑賞するには必要です。


 底砂:黒いソイルが似合います。エビ専用のソイルには肥料成分が入っていません。富士砂なども色合いではいいと思います。


 水草: ごく小型の水草がマッチします。また、藻類が付着するのを食べてくれますので管理が多少楽になるかもしれません。



エビの餌


えび専用フード、クロレラ、茹でたケール、ほうれん草(無農薬)、熱帯魚フレーク、プレコフード、沈むタイプの餌など、慣れれば食べるものが多いです。



日頃の管理


海老飼育は実は日ごろに何かすることはほとんどないような気がします。餌やりくらいではないかと思います。



気をつけたい病気や怪我など


水質の急変、特に浸透圧が変わるような変化には大変弱い気がします。すぐに落ちるのではなく、2、3日後にだめになっている場合が多いです。また、水換えの時に底砂を舞い上げてしまい、底に腐敗物質が溜まっていた場合、その物質によりエビが落ちることもありますので注意が必要です。

底の部分で水流が通らないような底砂、とくにソイルや微細な砂などでは気をつけるべきことです。



エビの繁殖


繁殖を楽しむために飼育しているといっても過言ではありません。

グッピー同様に正常な環境で飼育していると、増えないとおかしいくらいに簡単に増えます。ただ、一部の種類のエビは汽水域で産卵をし、卵も稚エビもプランクトンのような形態のものがいます。これらの種類のエビは小型卵タイプのエビといっって、水槽飼育環境下では繁殖は難しいといえます。







(C) アクアリウムの箱