鯉の飼育
鯉の飼育
鯉はなんとなく、大きい庭の池で泳いでいるイメージがありますが、大きい環境では大きくなりますが、小さい環境ではそこまで大きくなりません。また、金魚などと比べると格段に水質の悪化や病気に強く、飼いやすい魚です。
名称
分類:
コイ目コイ科
学名:
Cyprinus carpio
和名:
コイ
英語名:
carp
水質
適応水温:
高温でなければほとんどの水温で適応可能。
適応水質:PH 中性
総硬度(GH) 通常の淡水魚の範囲内。池にも川にも生息していますので、適応範囲は広いと思います。
自然下での生息分布
国内の河川、池、沼などに生息しています。
鯉の生態
上手く飼うと人間と同じくらい長生きします。ほとんどの場合、なんらかのトラブルで鯉を落としてしまっていると思います。
鯉の種類
真鯉、錦鯉、ヒレナガゴイ
鯉の飼育設備
適応水槽:
出来る限り、大きな水槽が好ましいです。最低ラインで60cm規格水槽だと思います。これでも、小さいと思います。魚の大きさは止まると思いますが、水の汚れるスピードが早いのでもっと水容量があったほうがいいと感じました。
ビオトープのように屋外で飼育して浮き草を浮かべているような場合は、60cm水槽と同じくらいの水量でも十分に思います。プラ池、プラ舟などと呼ばれているものです。雨水を排出できるようになっていれば、自然の雨や浮き草の浄化能力でほとんど水換えは入りませんでした。ただし、底に糞が体積していきますので、掃除が必要でした。
ろ過装置:
出来る限り強力で、掃除のしやすいものを選ぶといいです。
ヒーター:
屋外でも越冬できますので、無くても問題ないです。
エアレーション:
鯉は常に泳ぎ回っています。できればあったほうがいいです。
照明設備:
見るときだけあればいいと思います。
底砂:
大磯や玉砂利が多いように思えます。砂などを口に入れて吐き出して何か餌を探したりする習性がありますので砂の場合は、薄めに敷いた方が悪い物質を貯めこまないので安心です。
水草:
ほとんど引っこ抜いたり食べてしまいます。浮き草がいいです。最近では浮き草も種類が豊富になっています。
鯉の餌
鯉は国産の素晴らしい観賞魚です。海外へも輸出しています。餌もとてもクオリティーの高いものが安くてに入ります。
日頃の管理
水質の管理です。餌をよく食べるため糞をたくさんします。水替えをしないとすぐにアンモニアやその分解物質などが大量に水中に残ってしまいます。
気をつけたい病気や怪我など
水槽からの飛び出し事故。
水換えを忘れてしまい、水質悪化に気が付かずに鯉を落としてしまう。
鯉の繁殖
養殖業者出ない限り、可能でも辞めたほうが無難です。鯉が数百匹も増えたらどうするか困ることは間違いありません。