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テトラの飼育
テトラの飼育
名称
分類:
カラシン目カラシン科
学名:
Characiformes Characidae、その他
和名:
カラシン、テトラ
英語名:
tetra
水質
適応水温:
25度前後。低温に弱い種類が多いようです。
適応水質:PH ごくわずかな弱酸性〜中性、アマゾンの現地では非常にPHの低い水で生活している魚もいますが、ペットショップの水槽はほとんどが新しい水ですので、中性だと思います。ペットショップと同じ水質で飼育するのが好ましいです。
総硬度(GH) 通常の淡水魚の範囲内。これも軟水だと言われていますが、特に気にすることなく飼育できます。ブリーダーや、販売ショップではごく普通の水を使っていますので、同様に水道水から塩素を除去してあれば問題ないと思います。
自然下での生息分布
熱帯地方を中心に広く分布しています。
テトラの生態
小型でも肉食性の強い種類が多いです。鋭い歯があります。中には水草を食べるテトラの仲間も居ます。
テトラの種類
ネオンテトラ
ブラックネオンテトラ
レッドファントムテトラ、その他多数。
テトラの飼育設備
適応水槽:
小さくても問題ありませんが、群泳させるには中型以上の水槽が好ましいと思います。
ろ過装置:
どんなタイプでも可能です。
ヒーター:
必須です。
エアレーション:
それほど多くの酸素を要求しないように感じます。ろ過装置が作動していれば、酸素が溶け込みます。
照明設備:
鑑賞するために、ぜひ用意したいものです。
底砂:
ソイルがいいと思います。黒から焦げ茶、赤茶色いものまであります。ソイルは使っていると崩れてくるものです。古くなったら取り替えることになります。また、園芸用度の赤玉土も流用可能ですが、色が目立つのと、粒の大きさや形の粗さが気になるかもしれません。
また、砂状のものでは、人工的につくりだした砂で黒から赤茶色いものまで揃っている商品があります。これは水質を変えること無く、いつまでも同じ状態で残ります。
白い砂としてサンゴ砂と硅砂があります。サンゴ砂はテトラの飼育には不向きだと言えます。使うのであれば硅砂がいいです。しかし、白い底砂をみると魚は保護色というのか色を合わせる習性がありますので、濃い色の底砂の方が色が濃く発色するようです。とくにテトラ類で透明感のある種類は顕著ですので、考慮しておくべきだと思います。
水草:
小型カラシン(テトラ)といえば水草水槽にマッチすることは有名です。水草を引っこ抜くことも食べることも少なく、理想的な組み合わせだといえるでしょう。
また、ソイルが水草育成に適していることからも、いい組み合わせだと言えます。黒いソイルに緑の水草、そして赤やメタリックブルーのテトラたちが泳ぐ姿は心癒されるものがあります。
テトラの餌
フレークフードが基本です。小型のものから中型までは一番汎用的なフレークフードで育ちます。
日頃の管理
気をつけたい病気や怪我など
テトラの繁殖
基本的に難しいと思っていたほうがいいようです。産卵に至ること自体が難しく、卵が小型で稚魚も小さく餌に困ることも多いためなかなか思うようにいかないと思います。
しかし、水草水槽で大きい水槽を使って飼っているといつのまにか、小さい魚が泳いでいるのを目にするかもしれません。
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